my bright tomorrow.

明日に向かってゴーゴゴー。

小さいスマートフォン Sony Ericsson mini は小さいだけじゃなかった。

さて、先日イーモバイルから発売開始となった Sony Ericsson miniのイベント「Sony Ericsson mini タッチ&トライ ブロガーミーティング」に参加してきました。


Sony Ericsson miniと言えば、海外では以前より旧機種のX10 miniが発売されてきたものの日本国内では見送られてきたソニエリの小さいシリーズ」なのですが、なんと国内ではイーモバイルからの登場です。


いわゆる携帯3大キャリアとは異なる路線を走るイーモバイルですから、miniのような特徴のあるオンリーワンモデルが出てくるのはある意味納得です。


そして、すごく質感がいいです。さすがソニーエリクソンと言った感じ。メーカーの売り文句を列挙しますと;

  • いつでも手の中に収まるサイズ
  • あらゆる機能を親指一つで操作
  • 映像をもっと美しく、さらに鮮やかに
  • 搭載スペックに妥協はない

といった美辞麗句が並びますが、いやいやそれは決して言いすぎではないです。


とにかく手の中におさまる、その小ささが所有欲をくすぐります。試してみたのがブラックですが、背面カバーがマットな手触りで、そのサイズと相まって気持ちいい。

試供品(?)として付属する着せかえカバーも艶があって高級感があります。


画面も妥協してません。モバイルブラビアエンジンとReality Displayというブランド名は伊達じゃない、メリハリと鮮やかさを感じます。

解像度は320 x 480のいわゆるHVGAサイズで、直球で言うならiPhone 3G/3GSの頃と同じ解像度が3インチサイズになっているので、表示情報量としてもまずまずではないでしょうか。


それでも小さい画面なので、タッチ操作がやりづらくなったりしないかが心配なところ。

この辺は開発の方もよく考えられていて、基本的には「特に注意を払わなくても気軽にタッチして操作出来る」ボタンは9mm x 9mmサイズに、「ちょっと注意して操作する」ボタンは7mm x 7mmサイズに統一してUI設計がなされたそう。

そんな思想が色濃く出ているのが、ホーム画面をはじめとした4-Corner UI。

最初「芳香なUI」ってなんのこっちゃと思っていたのは内緒。

4隅に配置されたボタン部には1個〜複数のアイコンを配置でき、どの隅も軽々と親指が届くので片手で気軽に押すことができます。


さらにもう一つ、小さなタッチパネルで問題となるのが文字入力ですが、ソニエリにはPOBoxがある!ということで、このminiにはPOBox Touch 4.3が搭載されています。

これまでもPOBoxではよく使うキーや母音を大きく、日本語入力ではあまり使わないキーは小さくといったことを行っていたのですが、これはまさに画面の小さいminiにもってこいの機能で、意外と打ちやすいと感じました。

(例えば左の写真だと日本語入力で使わない「Qキー」が非表示になってます)


ここまで、miniが素敵なAndroidスマートフォンであるということを列挙してきましたが、一方、miniは素敵なポケットWi-Fiでもあります。

平たくいうとテザリング機能が標準で使えるようになっているということなんですが、ウィジェットをワンタッチするだけでオンになるという手軽さに加え、他のポータブルWi-Fiルーターと比較しても小さいそのサイズ。
そう、小さいポータブルWi-Fiルーターが欲しいと思っている方にもピッタリだと思うのです。


うーん、個人的にはスマートフォンiPhoneで十分だと思っているワタシなのですが、逆にiPhoneとは明確に異なるセグメントの商品には大きな魅力を感じます。端末代金含めて月5,000円でパケットが使い放題というのもいいですね。

iPad もしくはGALAPAGOS A01SHなんかと一緒に持ち歩くのもバランスがとれてそうですね。


ちなみに、スクリーンショットも簡単にとれまっせ。


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