iPad 3はRetina Display、と簡単に言うけれど。
早速明けました今年、2012年。
ジョブズ亡きアップルがいよいよ、iPadの高解像度化を行うと専らの評判です。
早ければ今月中にもRetina Displayを搭載したiPad 3を発表するらしいのですが、Retinaと簡単に言いますけど、現行iPadの4倍解像度ですよ。
現行iPadがXGA、すなわち1024 x 768ピクセルですから、iPad 3には2048 x 1536ピクセルの高解像度な9.7インチ液晶が搭載されることが期待されている訳です。
果たして2048 x 1536ピクセルとはどのぐらいの解像度なのか?ざっくり図示するとこんな感じです。
フルHDのビデオがすっぽり、いい具合に収まります。iPhone 4/4SのRetina Displayも960 x 640ですから、iPad 3(仮)の前には随分小さく感じられますなぁ。
ちなみにこの図には記載していませんが、現行27インチのiMacや外付けThunderbolt Displayが2560 x 1440ピクセルですから、横はいいとして縦がはみ出てしまいます。つまり、現行MacではiPad 3(仮)用コンテンツを等倍で作る事すらままならないということですね。
この事実から推測されることは次の2つ;
- iPad 3(仮)で2048 x 1536ピクセル液晶は搭載されない。やるとしてせいぜい1440 x 1080(4:3)か?
- MacのRetina Display化が同時多発的に加速する。11インチMacBook Airだって2732 x 1536ピクセル液晶積んじゃうぜ!
うーん・・・MacのRetina化はなかなか刺激的ですが、OSはともかくアプリ(Mac App)がついていくのが大変そうだなぁ。