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明日に向かってゴーゴゴー。

Find Xは手の中のモノリスである/楽天モバイル「Find X」モニター

まるで、コンセプトモデルのよう。

OPPO Find Xのデザインは、例えるなら「スマホ」が取りうるデザイン・バリエーションの中で「最も優雅で、それでいてシンプル」に位置するものを、そのまま実働モデルにまで落とし込んだような・・・手にした実物からはそんな佇まいを確かに感じます。

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先日の楽天モバイル「Find X」体験イベントに参加したおかげで、そのままFind Xをモニター体験しているのですが、メインで使っているGalaxy S8と比べて外観的共通点は多いものの、比べてみてすぐに気づく通り、Find Xはその表面に本来あるはずのものが「何も無い」のです。

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表も裏も。一面にひろがる漆黒と、深いワインレッド。あとはロゴ。

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スマホメーカーでは一つのスマホを開発するにあたりどんなデザインにするか、いくつものデザインモックを作成して検討していると読んだことがありますが、手元のFind Xはその「何も無いように見える」様から、まるで機能を盛り込む前のモックそのままなのではないかという気すらしてきます。


もちろん、ひとたび電源を入れれば、Find Xがまさしく「先進の機能を実装した完成品のハイエンドスマホ」であることを実感します。

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電源ボタンを押したその人物がオーナーか否か、認証するためにせりあがる「ステルス3Dカメラ」はそのせりあがりと同時に顔の特徴点を15,000か所スキャンし即座に判断します。
その正確な認識力のおかげか、物理的可動部があるにもかかわらず電源ボタンを押してから認証されホームが表示されるまでの速度にストレスを感じることはありませんでした。

むしろ、モノリス然とした本体からおもむろにセンサー部が現れ、外界からの接触者を見極めるその様はまさにロボット、これぞAndroid
こういうギミックはかつてガラケー全盛期の日本のメーカーが得意としていたと記憶していますが、やがてスマホの時代になりデザインは画一化され、差別化は難しいと言われて久しい昨今、Find Xの登場はまだやれるべきことがあることを感じさせます。

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Find Xの大きな特長の一つはこの「ステルス3Dカメラ」なのですが、それと対をなすもう一つの特長が「パノラマアークスクリーン」、かつてない占有率を誇る真の全画面です。
Galaxy S8を見た時もその画面の広がりに新時代を感じましたが、Find Xのそれはまさに別格。画面以外の全てが意識の外になり、コンテンツそのものを手に握っているという感覚は、ノッチ付きを含むこれまでのスマホでは味わえないものだと思います。

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この全画面を実現するためにカメラやセンサー群をスライドの中に逃がすという決断が、冒頭に書いたような「優雅でシンプルな」Find Xのデザインに結実したというのは、ある種の必然であるとともに、不思議でもあります。

『なぜ、もっと早く、他のメーカーから、Find Xのようなスマホが出てこなかったのか?』


その問いへの答えはさておき、コンセプトと完成度の高さに所有欲を掻き立てられるFind Xへの、ささやかな不満も上げたいと思います。

それは「この完成されたデザインに何かを足すことを良しとせず、ケースに入れずに使いたい」一方で「この優美でシンプルなデザインを傷つけたくなく、ケースに入れて保護したい」という背反する思いに答えを出せない、という点。

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Find Xには標準で透明背面ケースが付属しているのですが、可動部である上部スライドカメラ部はむき出しになっており、それ以外のところもシンプルな元々のシルエットを損なってしまうのと、本体背面の深く澄んだワインレッドを曇らせてしまうという点に目をつぶらなければなりません。

そんなのはイヤだ!何のためのFind Xか!とケース無しでの運用も試してみたものの、Galaxy S8に慣れた手には少しばかり大きく重く、そして滑らかなガラスで包まれたFind Xの全画面スクリーンを片手で操作するにはいつも不安が付き纏い、万が一の時を思えばやはりケースに入れるべきでは・・・と堂々巡り。
本来は少々の傷を気にせず、Find Xのスタイルを楽しみながら使うのが正解なんでしょうね。


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『なぜ、もっと早く、他のメーカーから、Find Xのようなスマホが出てこなかったのか?』

先のこの質問への答えは、恐らく「構想はしていても、実現する技術面とコスト面で、製品になりえなかった」からなのではないかと思います。
この誰もが夢見るデザイン・コンセプトを具現化し、参入して日も浅い日本市場にも投入するというOPPOの決断と技術力、そして世界4位/アジアで1位の販売力があってこそ、Find Xが生まれたと言えるでしょう。

価格も含め決して万人受けのモデルではないと思いますが、この唯一無二のコンセプトに共感する人ならば満足度の高さを感じられるのではないかと思いますよ。

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