my bright tomorrow.

明日に向かってゴーゴゴー。

Hybrid W-ZERO3を見てきて、そして雑感。


Hybrid W-ZERO3の内覧会に行ってきました。
来年の1月下旬に発売される、ウィルコムスマートフォン Hybrid W-ZERO3。現在開発が7割程度だそうですがそんな中、試作機12台が一同に会する希有な内覧会です。
こういったイベントがファンサイト主催で(とは言えかなり場数を踏んで手慣れたものですが)行われるんだからスゴいもんです。
運営側の方、そしてメーカーの方、ありがとうございました。


さて、それはそれとして。
率直なまでのHybrid W-ZERO3の感想な訳ですが。

確かにここ2年程iPhone/iPod touchに親しんできたというのもありますが、まずは待ち受け画面で何をしていいか戸惑う戸惑う。
いわゆるWM系操作だとスタートメニューに指が伸びる訳ですが、画面下部にXcrawlに連動してスライドしそうなアイコンが並んでいるのを見て「ははーんXcrawlでぐるぐるして選択するんだな」と瞬時に判断し、おもむろに親指でぐるぐるぐる・・・しかしXcrawlの感度は悪く(きっと試作機だから!)およそ軽快とはほど遠い動きっぷり。
この時点でもうパニック。アイコンを指でスワイプしても反応は今ひとつだし、何やっていいかわかんない。そして安全パイのスタートメニューを指でタッチ・・・。

でも違うんですよ。実はXcrawl真ん中の決定キーを押せばウィルコムお手製の携帯風メニューが表示されるんですよ。
待ち受けにアイコンなんか無ければ、そしてXcrawlが普通のケータイの十字キーだったなら誰もこんなに戸惑う事なんて無かった訳で、[es]以降のスマートフォンが目指してきた「普通の携帯らしく」ってそういうことなんじゃないんでしょうか・・・
というのを強く強く感じてしまいました。

ハードウェア的には非常に上質です。いい例えが今ひとつ思いつきませんが、いわゆる日本の携帯的な日本人受けしそうなソツのない完成度のスマートフォンです・・・端的に言えば従来のPHSより高級そうです(身も蓋もない言い方ですが)。
なので・・・なのでもっと使い勝手が洗練されれば、本当に普通の若者(Hybrid W-ZERO3のターゲットは23歳ぐらいのイケてるサラリーマンだそうです)にも普通に浸透するんじゃないかと思います。

ウィルコムの体制的に仕方の無いところかもしれませんが、もっとソフト面で熟成させてから出荷された方がロングセラーになるんじゃないですかねぇ・・・。

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