今だから、iPadについて改めて書いてみる。
以前エントリーにも書きましたが、ワタシはiPadは日本における発売日に買ったクチでして、そういう意味では既に4ヶ月程度も所有しているわけです。
と、自分で書いてビックリしました。もう4ヶ月経つのか・・・
しかしその間、あまり効果的に使えてなかったのも事実。いつも気持ちは不完全燃焼。なんなんでしょうか。
- 買った時点である種の達成感を感じてしまい、惰性でここまできた。
- で、いざ使おうと思っても、通勤時に使うには重くてデカいし、そもそもiPhoneも持ってるので出番が無い。
- 一方、自宅では起動の速さでMacに勝つものの、できることの多さではMacの後塵を拝することになり、何か凝ったことをしようとすると結局Macとなってしまう。
とまぁ、こんな感じでiPadの居場所が微妙にない、そんな状況が続いていたのでした。
なんていうんでしょうか、積極的に「使うシチュエーション」を用意していかないといけなかったというかなんというか。
ただ、ここ最近はこの負のスパイラルにやや変化が起き始めています。
ワタシにとって大きかったのはiPad Keyboard Dockを購入したこと。世間的な評判も含めてあまりいい印象は持ってなかったiPad Keyboard Dockでしたが、iPadのケースを簡単に脱着可能なものに変更したこともあり、使ってみると思った以上に便利。
今までは気軽に長文を打ちづらかった為に、結果としてビューワーに徹さざるを得なかったのですが、やはり慣れた物理キーボードは心理的な障壁を取り去ってくれるもんですね、MacフィーリングでiPadに接することができるようになりました。
また、iPadの現OS(3.2.2)ではまだマルチタスクをサポートしていないため、複数アプリの同時使用ができないのがネックなんですが、普段使っているアプリがワタシの場合ブラウザの他はメールやツイッタークライアントということもあり、iCab等の「タブ切り替えがしやすい代替ブラウザ」を利用することである程度しのげるようになりました。これでブログの更新なんかは何とかなってます。
このマルチタスクについては11月登場予定のiOS 4.2でiPadでも遂に実装されるので、本当に待ち遠しい限りです。
あと、Keyboard Dockで打ちやすくはなったものの、相変わらず変換はおバカでお節介な選択肢を出してくるiPadなわけですが、この辺もATOK Padの登場でちょっと改善しそうな雰囲気です。現在発売になっているATOK PadはiPhone専用なのですが、iOS 4.2βを入れたiPadでも動作しているようなので早晩正式対応もなされるのではないでしょうか。4.2でマルチタスクにもなれば文字の入力だけATOK Padに切り替えてコピペという手も使えるので楽しみです。
とまぁ、ワタシのiPadも4ヶ月経過してようやく本格始動!なのではないかと思うわけです。
IT業界の常として、そろそろ新商品の声がチラホラと聞こえてきたことには若干の不満はありますが、まぁ、初物に飛びついたヒトバシラーの宿命ということで甘んじて受けますので、早く4.2をリリースしてくれー!という気持ちでいっぱいでございます。
というこのエントリーは、実は久しく使ってなかった「ポメラ」の復帰第1号として、リハビリを兼ねて書いたものだったりする・・・