EPUBマガジンMAGonを読む環境、AndroidとSony Readerならこうだ!
EPUBマガジンのMAGon「西田宗千佳のRandom Analysis」を購読しているワタシです。
先日の記事ではiPad/iPhone/Android/Sony Readerでの表示を比較してみたりしましたが、ぶっちゃけた話iPad/iPhoneのiBooksで見るのが綺麗で素敵というオチで、今のワタシの持ち歩きマシンEVO 3DとSony Readerではちょっと不満だったのでした。
が!
そうこうしている間にいろいろと環境が変わりまして、納得のいく展開になって参りましたので、ここいらで一つ、情報アップデート。
Kindle for Androidで読む!
先日のエントリを書く際に、EVO 3DにKindle for Androidをインストールしたのです。
そこで思ったのが「KindleでMAGon読めばいいんじゃね?」ということ。でも、Kindleアプリにはローカルファイルの読み込み機能がないみたいだったので、メールに添付して送るSend-to-Kindleを使うことに。
早速EPUBファイルを添付して送ってみたところ、おや、Amazon Kindle Supportから返信が。
A problem with your document(s) sent to xxx@xxx.com
The Kindle Personal Document Service can convert and deliver the following types of documents:
Microsoft Word (.doc, .docx)
Rich Text Format (.rtf)
HTML (.htm, .html)
Text (.txt) documents
Archived documents (zip , x-zip) and compressed archived documents
Mobi book
おおっと、EPUBファイルはそのままでは送れないのか。ちっ。
ということで、仕方が無いのでKindleGenでEPUBからmobiに変換。コマンドラインがメンドクサイですが、こちらのサイトを参照しながら、やっとこさ変換しました。
さて、いよいよSend-to-Kindle。
いえーい、同期したぜ!
おお、丸ゴシックフォントが綺麗。そして表示が安定している!
ページ送りも軽快で、率直に言って「iOSのiBooksと同じ感覚」で使えます。iPhoneより画面が大きい分、むしろ読みやすいかも。
導入が非常にめんどくさいのがアレですが(Macを経由する必要もあるし)、見た目が綺麗なのがいいですね。手間を惜しまないのならこの手はありかも。
願わくば、KindleがネイティブでEPUBファイルをサポートしてくれ・・・。
Kinoppy for Androidで読む!
さて、Kindleで読むのが綺麗で満足していたら、紀伊国屋書店Book Web用のリーダーソフトKinoppy for AndroidがバージョンアップしてEPUBエンジン搭載とか!
しかも、Kinoppy for Androidは設定項目の中の「追加コンテンツの検出」というメニューで、なんとローカルにあるファイルを検索して本棚に登録してくれるという素敵機能搭載!
Kindle AppのようにMac/PCで変換してからSend-to-Kindleとかまどろっこしいことしなくても、MAGonが届いたらAndroidだけで簡潔するわけですよ。これはラク。理想。
早速「追加コンテンツの検出」をして、MAGonを本棚に追加してみました。
む、表紙絵の左右に白オビが付くのがちょっとダサい・・・
Kindle Appの丸ゴシックと比べるとちょっとフォントが頼りない感じですが、まぁ許容範囲かな?Kindle Appを先に見てなかったらこれで満足してたんだと思うんですが・・・
ページめくりは安定していて、安心して読み進められます。
うーん、端末単体で登録できて、他の電子書籍と合わせて管理出来るのは手軽だなぁ。ただ、実際の書籍レンダリングがKindle Appの方が綺麗すぎて未練が残る・・・ちょっとすぐには決めかねちゃいますね。
しかし、どちらを選んでも(手軽さでKinoppyを選んでも)十分EPUB閲覧環境としてはお勧め出来ますよ!