読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

my bright tomorrow.

明日に向かってゴーゴゴー。

「旧型ポメラのテキストをiPhoneで見る」方法:MacとSugarSync篇。


さて、ポメラ(DM10)iPhoneを所有する、その誰もがぶつかる壁。
ポメラで打ったテキストファイルをiPhoneで見たり流用したりしたい!」にワタシもぶつかりまして。
で、早速ネットの情報を集約して不可能を可能にしたかったワケですが、ワタシ自身は出先でポメラ文書をすぐに送信したりするようなライター業務にはないので、とりあえず家に帰ってから「あまり手をかけず煩わしくなくスムーズな流れで」iPhoneポメラ文書を見れるようにする、というのが今回のゴールです。
理想はiPhoneポメラの直結なのですが、2010年2月時点でそんなソリューションは日本に存在しないし、ワタシのiPhoneJuice Pack AirつけっぱなのでDockコネクタ経由はめんどくさいんですよね。

SugarSync

そんなわけで、今回、iPhoneポメラの間にはMacに入ってもらい、その上でインターネットストレージサービスのSugarSyncを導入しました。

SugarSyncで何が出来るかというと、簡単に言えばMacローカルの特定のフォルダの内容をインターネットの共有ボリューム(無料アカウントだと2GB)と自動で同期させることができるサービスです。で、Mac/WinだけじゃなくiPhoneから参照する為のAppiTunes注意)も用意されているんですね。
ってことで、Macに接続したポメラからテキストファイルを引っこ抜いて、SugarSyncと同期するフォルダに自動的に放り込んでやれば、iPhoneのAppで見れるじゃん!となる訳です。

フォルダを整備しよう

さて、その為にフォルダを整備しましたよ。

上の図を簡単に説明しましょう。
まず、ポメラの内蔵メモリとmicro SDにはそれぞれ「POME_IN」「POME_SD」と名前をつけています。これ、Macでは実は名前がちゃんと変更できなくて、内部的には常にUntitled的な名前にリセットされるので、一度Windowsマシンに繋いで命名しておく必要がありますよ。
次に、SugarSyncをMacにインストールすると書類フォルダに「Magic Briefcase」というフォルダができます。この中にワタシは「POMTXT」というフォルダを作ってポメラ文書を放り込むことにしました。

Automatorを作ろう

さて、準備ができたので、キモのAutomatorを作ります。アプリケーション形式で下のフローのように作ってみました。

これ作る上でこちらのサイトが大変参考になりました。感謝!
ポメラとMacの合わせ技(3つ) - ELECTRIC DOC.


最初の「指定されたFinder項目の取得」でポメラのmicro SDの中のPOMERAフォルダを選択し、「フォルダの内容を取得」でPOMERAフォルダの中のテキストファイルを全選択しています。
そして「Finder項目のコピー」で書類フォルダの中の「Magic Briefcase」の中に作った「POMTXT」フォルダにコピーします。
次の「シェルスクリプトの実行」はMac特有のドットで始まるファイルをポメラの中から削除する処理です。おまじないみたいなもんですかね。
最後にポメラの内蔵メモリとmicro SDのボリュームを選択してアンマウント、これで終了です。
このフローをアプリケーション形式で保存してDockにでも入れておいて、ポメラ接続後にクリックすればコピーから接続解除までが自動というわけです。

文字コードの変換も・・・

あれ、ここまでで問題無いはずなんですが・・・
そう、実はiPhoneポメラの生成するテキストファイルが読めないんです実は。なのでこの方法でSugarSyncしても、iPhoneで開いても真っ白書類になってしまうんですよ。
仕方が無い、Mac側でもうひと手間打つことにします。テキストファイルの文字コード変換です。

ここではアールケー開発が提供しているフリーウェア「MultiTextConverter」を使用しました。事前に設定しておけば、テキストファイルをドロップするだけでオートで変換後ファイルを書き出してくれます。便利!
設定はこんな感じ。

最後に、フォルダアクション

さて、あとひと踏ん張り。
POMTXTにポメラ文書が放り込まれたときに自動でMultiTextConverterにかけたいので、POMTXTにフォルダアクションを設定します。こちらもAutomatorでフォルダアクションを新規作成しました。

至ってシンプルですね。
これで晴れてiPhoneポメラ文書が見れるようになりました。iPhone上では文書内容のコピーも出来るので、例えば事前にポメラでブログ用文章を書いておいて、タイミングをみてMacにつなぎスクリプト一発。あとでいつでもiPhoneで参照しながらブログやメールに流用出来るってなもんです。

以上、同様のことを企んでいる少数派の奇特な方がおられましたら、参考まで。