英語記事のヒアリングもできる、iOSの「読み上げ機能」は使わないと損だ。
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ここ数日続いている「英語のニュース記事を読もう」の件、はからずも第3弾です。
過去記事はこちら。
で、こうしてiPhone+Bylineで英語ニュースサイトの興味のある記事を読むことに挑戦しているワタシですが、今日たまたま「英文を読み上げる」機能について気がついたんです。
もちろん、これまでもiOSの「VoiceOver」を使えば読み上げてくれることは知っていたんですが、VoiceOverは視覚に障碍のある方向けの機能なので下記のようにiPhoneの操作方法が変わってしまうのが嫌だったのですよ。
- 項目にタッチして「項目の選択」
- ダブるタップして「選択項目の使用」
- 「画面のスクロール」は3本指でフリック
それに、触れたものをいちいち読み上げられても困ってしまいますしね。
そう思っていたところ、アップルのiPhone 4Sの機能のページで下記の記述を見つけました。
選択項目の読み上げ
ウェブサイト、Eメール、メッセージなどのテキストを選択したい時は、「選択項目の読み上げ」機能を使いましょう。どのアプリケーションでも、テキストをダブルタップするとその部分がハイライト表示されます。VoiceOverをオンにしていなくても、「選択項目の読み上げ」機能がハイライト表示されたテキストを読み上げ、カット、コピー、ペーストなどの編集オプションも使えるようになります。「選択項目の読み上げ」機能は「設定」で有効にできます。
え、VoiceOverをオンにしていなくても「選択項目の読み上げ」機能が使えるの?
はい、その通り。
[設定]−[一般]−[アクセシビリティ]に「選択項目の読み上げ」がありました。
選択した英文を流暢に読み上げてくれます!すげぇ。
iPhone標準の機能を使うだけで、辞書が引けてヒアリングもできる。
この至れり尽くせり感。
あと、必要なのはユーザーのやる気だけではないかと。
ちなみに、英語の学習からは話が逸れますが、「選択項目の読み上げ」機能はもちろん日本語もサポートしています。
なので、Webニュースサイトのコラムとか、MAGonなどのメルマガなんかを読み上げさせるのも面白いですよ。