my bright tomorrow.

明日に向かってゴーゴゴー。

Clova WAVEの先行体験版を試して、スマートスピーカーの片鱗を味わったぜ・・・。

LINEのスマートスピーカー、Clova WAVEの先行体験版が届きました。

f:id:kws162:20170826234730j:plain
clova.ai

Clova WAVEの詳細はググってもらうとして(公式サイトは今一つWAVEについての情報が載ってない・・・デバイスメーカーじゃないからかなぁ)、今回この先行体験版を買ってみての感想と期待をつらつらと。


f:id:kws162:20170826103754j:plain

いわゆるスマートスピーカーであるところのClova WAVEとの生活を始めてみた感想としては、いやこれ便利ですよね〜。

アメリカでヒットしているAmazon Echoのメインの使い方が「音楽を聴くこと」であると聞き及んで、AIを駆使したスマートスピーカー使って音楽聴くだけかよ、とちょっと(このジャンルの現在の在り様に)ガッカリしていたのですが、いざ自分がWAVEを使って音楽を聴いてみて、いやいやどうして、この使い方だけでも結構アリなんだなーと思いました。
音楽配信スタイルが定額聴き放題にシフトしていく中で、AIがまるでキュレーションしてくれるかのようなスマートスピーカーの登場は最早必然なんだと。

音声によるオペレーションも、まだまだ完璧ではないものの(要因としては音声認識精度だけではなくLINEミュージック側のインデックス整備にもある気がしますが)、〇〇の曲、〇〇という曲という指定なら比較的たやすく認識してくれています。

そして、WAVEのデザインもちょっとシックで、それほどガジェット感が強くないのもポイント。リビングに置いてもマッチする、というのは家人を説得するのに重要な要素です。
(その点において、Amazon Echo/Echo dotはガジェット感高めスタイルだと思うのですが、どうでしょうか。)


かくして我が家では、早くもリビングのテレビ台の上にWAVEの定位置が決まり、家族が思い思いにClovaに話しかけて選曲するようになりました。届いたその日のうちに馴染んでる!
スマートスピーカーのリビング浸透力と音声オペレーションの敷居の低さを感じましたね。



さて。

f:id:kws162:20170826234645j:plain

今回入手したこのClova WAVEは「先行体験版」という立ち位置になっています。

基本的にクラウドサービスは常に機能追加とブラッシュアップが繰り返される傾向があるので、何をもって完成とするかというのは難しいところもあると思うのですが、だからこそ(購入者の同意を得て)最低限の機能からリリースするということもできちゃうわけです。

そして、国内ガジェット好きとしては、今後の進化を一緒になって享受していくという楽しみもありまして、今まさに立ち上がらんとしているカテゴリならではのダイナミックな楽しみ方ですよね。

AmazonGoogleAppleといったアメリカ発の世界的IT企業がリードしている、このスマートスピーカー市場において、国産・・・ではなく韓国NAVERとの共同開発ではあるものの、東アジアに軸を置く企業の手によって日本語と日本のニーズにいち早く対応するソリューションが出てくるということは、何にせよ喜ばしいことだし、楽しいことだと思います。

何でもかんでもAmazon/Google/Appleに牛耳られていればよいかというと、それだと面白くないですよね、将来的に。


せっかく今回Clova WAVEの先行体験版を購入したこともあり、今後国内投入される黒船勢と切磋琢磨し快適な日本語環境をけん引していく立場となってもらうため、積極的にフィードバック(という名の文句と要望)をぶつけていければと考えております。

とりあえず、Clova WAVEの切り札は赤外線ポートによる従来型家電のリモート操作だと思うので、ここの機能の実装を楽しみにしております。