my bright tomorrow.

明日に向かってゴーゴゴー。

Sony Reader PRS-350にEPUB 3対応アップデートの日は来るのか。

ワタシのPRS-350が、これから先も末永く現役でいられるか。


ソニー「Reader Store」で集英社コミックをEPUB3形式で配信開始 -Internet Watch

株式会社ブックリスタは2日、同社がプラットフォーム提供するソニー電子書籍ストア「Reader Store」で、株式会社集英社が提供するコミック作品をEPUB3フォーマットで配信開始した。

いや、Sony Readerでコミックを買って読むかというと、きっと買わないんですけど、問題はそこじゃなくて、EPUB3ってところ。

EPUB3に対応した電子コミックの商用配信は日本初としており、当初はソニータブレット端末「Sony Tablet」での閲覧に対応。電子書籍端末「Reader」でも閲覧可能となるよう準備を進める。

今のSony Readerはワタシの持つPRS-350を含む2010年モデルと、昨年末に出た2011年モデルの2種類ありまして、そのいずれもEPUB3にはまだ未対応なんですね。


つまり。


今回の「Readerでも閲覧可能となるよう準備を進める」というのは、すなわち「Reader用EPUB3対応アップデートを準備してるよ!」を意味するのです!


・・・で、EPUB3っていったいなんなんでしょう?


EPUB - Wikipedia

EPUB(イーパブ)は、電子書籍の規格の1つである。米国の電子書籍の標準化団体の1つである国際電子出版フォーラム (International Digital Publishing Forum, IDPF) が普及促進している公開された仕様の電子書籍用ファイル・フォーマット規格である。「EPUB」は"Electronic PUBlication"の意味を持ち「epub」「ePub」などと表記される場合もある。そのオープン性と単純さから、対応する電子書籍のハードウェアやアプリケーションソフトウェアは多く、英語圏での電子書籍用ファイルの標準規格となっている。

2010年12月28日、IDPFは従来の予定通り、2011年5月に正式完成される予定の"EPUB 3.0"によって日本語に正式対応すると公表した。

ということで、簡単に言うと「電子書籍用の国際的標準規格であるところの、日本語正式対応バージョン」がEPUB3なんですね。
これは、我がSony Readerにも対応してもらわんといかんでしょうよ。


しかしながらSony Reader、2010年モデルと2011年モデルの間には大きな違いがありまして、実は2011年モデルはOSがAndroidベースのものに変わってるんですよね。両者ではOSが違うんですよ。


今後採用されない旧OSのアップデートを、はたしてSonyはしてくれるのか?
先日もエントリしました通り、ちょうど3/1から2010年モデルであるPRS-350のブックカバーセットお買い得モデルが発売になったばかりです。どう考えても在庫処分とユーザー層拡大の一石二鳥的施策だと思われますが、今売り込んでいる機種に未来が無いという決断を下すとは思えない、思えないよソニー


と言うわけで、Kindleの足音が聞こえてきた昨今、迎え撃つソニーの本気度に注目です。




ちなみにワタシの過去のSony Reader顛末記は以下の通り。ご参考まで。