Xperia Z1:その本気のカメラ機能と、気になるオプション。
先日、「Xperia Z1 タッチ&トライ」ブロガーミーティングに参加して参りました。
9/4にドイツ・ベルリンでのIFA2013で発表されたばかりのソニースマートフォンのフラッグシップ機、Xperia Z1を国内で一般にお披露目するイベント「Xperia Z1 Japan Premiere」が9/14から9/29まで銀座のソニービルで開催されているのですが、それに先立つ9/13にさわる機会を得られたというわけです。ありがとうございます。
さっそく実機をさわってみます。
今年初頭のXperia Zと違いXperia Z1は本体周囲のフレームが金属(アルミ)になっています。
(Xperia Zの時のタッチ&トライレポートはこちら)
アルミのカラーは本体色毎に明るさが違うのですが、液晶面はどのモデルも黒基調なので、ホワイトモデルだと正面から見るとフチが目立つ印象も(上記写真はホワイトモデル)。
個人的にはガンメタっぽいフレームのブラックが一押しです。
ホワイトモデルの電源部周辺。
Zもかっこよかったんですが、やはりフレームが金属素材になったZ1の方が完成度高いですね!ホワイトは液晶側も白基調だったらホワイト押しだったんだけどなぁ。
こちらはブラックモデルの背面。
カメラ位置はZがちょっと中途半端な位置にあったんですが、iPhone同様この位置にあった方がデザイン的にはしまって見えますね。
そうそう、今回展示のモデルはグローバルモデルのため、どこにもdocomo Xiロゴが入ってませんでした。
iPhoneのドコモ版もロゴが入らないことですし、Xperia Z1もこのままロゴが入らずに売ってくれるといいんですけどねぇ。
ところで、Z1にはあらゆるソニーの力が結集されているとのこと。
それはつまり、BRAVIAで培ったトリルミナスディスプレイや画像処理エンジン、カメラ部はSony GレンズやExmor RS、BIONZのモバイル版といったハード/ソフト面や、PlayMemories OnlineやMusic Unlimitedなどのサービス面といった様々な「Power of Sony」が詰まっているということだそうです。
そんな中でソニーが特に力を入れたのがカメラ機能。
自社のコンパクトデジカメを完全に喰ってしまう勢いの高機能・多機能っぷりがすさまじいです。
- Social live:Z1で撮っているビデオをFacebookで生放送できる!しかも付いた「いいね!」やコメントを撮影しながらリアルタイム確認できるという双方向っぷり。こういう生放送をFacebook上で行えるので、本当に身内・知り合いだけに限定して気軽に共有できるのが素敵ですね。
- タイムシフト連写:シャッターを押した瞬間、その前後30枚の写真と併せて計61枚がいきなり表示されるというすさまじい機能。しかもその61枚からベストショットを選びやすいよう、パラパラ漫画のように手軽に確認できます。
- Info-eye:バーコードやQRコードは元より、本の表紙やワインのラベル、更には有名な建物(ランドマーク)を撮影することで自動的に関連情報を引っ張ってきて表示してくれる情報ツール。
実際に本の表紙を撮影してみると、正面からきっちり撮ったわけでも無いのにサクッと書籍情報を表示してくれました。
実際は試せませんでしたが、ランドマーク検索も東京駅(の一部)を撮影することで情報を引っ張ってきてくれるようです。たぶんGPS情報も含めて総合的に判断してるんでしょうね。旅行に行ったときとか便利かも!
- ARエフェクト:レンズからの映像にリアルタイムでCGを合成して見せる、いわばインテリジェンスなフレーム撮影機能?って感じ。これはまぁ、お遊びかなぁ。
とまぁ、もの凄く「本気」なカメラでした。カメラが欲しくて機種変するのもアリではないでしょうか。
ところで、ワタシが妙に気になったのはこちら。
スマートイメージングスタンド IPT-DS10Mという、以前あったパーティショットよろしく、自動的にその場を回転し角度調整しながら最適な構図で撮影しまくるオプション機器なのです。
この動作が実におもしろく、周囲の人間を探し、見上げながら撮影するその様はまるで「AIBO」のよう。
そして、佇まいは まるでiMac G4のよう。
せっかくハイスペックなXperia Z1を頭脳にセットするのですから、写真を撮るだけじゃなくて、卓上のインテリジェントなエージェントになるとおもしろいのでは・・・?